ご依頼経緯
以前より金属量産部品等でも引き合いがありました。OA/AV機器開発メーカー様よりオリジナルモバイルバッテリーケース金型製作のご依頼。ケース設計、金型設計製作、成形、組付け部品(SUS)一式をご依頼いただく小ロット生産の為、ご依頼いただきました。
流れ
- 仕様打合せ
- 設計・3Dデータ作成
- 確認承認
- 切削試作部品製作
- 検査承認
- 細かい形状寸法修正
- 確認承認
- 金型設計
- 金型製作
- 検査
- 金型磨き
- トライ成形検査・承認
- (細かい金型修正)
- 成形
- 検査承認
- 本成形
- 検査
- 納入
製作詳細
持ち運びAV機器などの補助バッテリーの製作。
お客様との仕様打ち合わせにて仕様取り決め後、製品設計からとりかかりました。
形状承認がとれ、金型製作し、トライ成形にかかりましたが、 電池を挿入するため中枠を一体加工し深さがあったため成形時にうまく離型できず、 中枠と本体を別に金型を再製作。
後付けの中枠の位置ガイドを外枠に設定することで安定した組付けができる仕様に設計しなおしました。
中枠と外枠の組付けは社内にて 通常の金型だと、横穴やアンダーカットなどはスライド駒等、複雑高価な金型を要しますが、 弊社は小ロット対応用にアルミ金型を採用しており、金型構造を置き駒式にすることで、金型製作時間短縮と価格を抑えています。
本体と蓋を取り付けるピン(SUS)も社内にて製作。